同行の医療通訳者は即時の派遣が難しく、いつでも、どこでも、どの言語でも対応することは不可能です。そこで、ICTのさまざまな技術を活用し、医療場面での多言語支援を行うシステムの開発、運用を行います。
実施体制:重野 前田
協力:和歌山大学吉野研究室
財源:自主事業、委託(滋賀県多言語医療支援ネットワーク、NEC)
滋賀県多言語医療ネットワーク整備事業は2013年度3年目を迎え、最終年度となります。2013年度はこれまでに納品したシステムの運用のお手伝いやフォロー、システムの保守と、甲賀病院・長浜病院の病院移転、改築等に関わるシステムの修正を行います。
システム利用病院:公立甲賀病院、長浜赤十字病院、済生会滋賀県病院
利用システム:
多言語医療受付支援システムM-cube(androidタブレット)
ナースのためのぷち通訳・多言語医療問診システム(androidスマートフォン)
tackpad科目問診・ビデオ通話通訳システムyoutran(iPad)
本研究は3年目を迎え、これまでの研究成果のまとめに入ります。センターは改良を加えたシステムの評価を引き続き担当する予定です。