担当:◎重野 前田 中本 高嶋
事業概要
同行の医療通訳者は即時の派遣が難しく、いつでも、どこでも、どの言語でも対応することは不可能です。そこでそこでICTを活用し、多言語で問診を行ったり、機械翻訳、音声合成技術を利用して多言語医療支援を行うシステムを開発し、運用を行います。
※本年度より、親しみやすい事業名を導入しICTを活用した多言語医療支援からぷち通訳事業に名称を変更しました。
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実施内容
病院設置型多言語受付支援システム(M3)
東京大学医学部附属病院での設置を予定、今後医療機関への有償提供
設置、事務フローを本年度構築しより多くの病院への設置を目指します
またスペイン語・ロシア語等の言語の増加を予定
モバイル版多言語問診システム(M3)
iPhone, Andoroid版での震災支援アプリの提供後、音声合成を搭載したアプリの開発提供、有償での提供を目指します
ぷち通訳
Andoroid携帯を活用して入院時の看護師を支援するナースの為のぷち通訳システムを
構築する。入院場面だけでなく検査や薬局等の場面での対応もすすめます
Tack Pad
用例評価機能の向上、多言語問診機能の搭載を目指す(一般科目)
youtran
昨年開発したテレビ電話通訳システムをベースに各地のNPOと連携しつつ電話通訳事業の構築を行います
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その他
第2回 文化とコンピューティング国際会議
「異文化現場のコミュニケーションをつなぐもの」
日時:2011年10月22日(土曜日)
場所:京都大学
インターネットの普及により,異なる文化,言語をもつ人々のコミュニケーションが可能となり、互いの言語バリアを超えるためにさまざまな言語サービス、システムが研究、提供されています。
そうした中、医療や観光などの現場における異文化コミュニケーション場面においてもこうした技術やシステムが活用されはじめています。
本会では医療や観光現場で活用されている研究や取り組みを取り上げると共に、システム開発における現場と研究者のコラボレーション(連携)について考えていきたい。
実行委員会名簿
NPO法人 多文化共生センターきょうと
和歌山大学システム工学部デザイン情報学科 吉野孝
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実施体制
◎重野 前田 中本 高嶋
財源
SCOPE
京都府緊急雇用