医療分野を中心に、さまざまな分野への通訳派遣を行う事業です。
2003年9月に始まった当事業は本年度10年を迎えます。10年目の節目を迎えるあたって、昨年度実施したアンケート調査をもとに、新たな事業の見直しを行っていきます。コーディネイトについては、新コーディネイター体制の導入して複数体制でコーディネイトを行います。
常駐対応
京都市立病院 金曜日(中国語)9-12時
医仁会武田総合病院 火、金、土曜日(中国語)9-12時
派遣対応
京都市立病院 火、水、金曜日(韓国朝鮮語、英語)9-12時
京都桂病院 火、水、金曜日(中国語、韓国朝鮮語、英語)9-12時
康生会武田病院 火、金、土曜日(中国語、韓国朝鮮語、英語)9-12時
医療通訳現任研修 2012年12月
医療通訳養成講座 基礎 2012年12月
医療通訳養成講座 実践 2012年12月 詳細はひとさぽ事業へ
選考会 2012年12月
病院研修(新スタッフ) 2013年1月〜
アンケート評価等で患者や医療者から指摘されたポイントを中心に、細やかな通訳指導やコーディネイトを行います。また、現任者研修では、語学指導、通訳派遣病院の医療者を交えた通訳研修を予定しています。
中国語・英語を中心に、母子関連・精神関連の通訳を行う専門医療通訳者の派遣と、その他の医療分野やアテンド等の通訳を行う一般医療通訳者の派遣を行います。
派遣業務の整備
センター独自の通訳派遣事業を始めて今年で3年目となりました。昨年度から少しずつ、依頼件数が増えてきたため、派遣業務の整備を進めます。
専門通訳の育成
近年、児童相談所や精神科等からの通訳依頼が増えてきています。そこで今年度は、京都市内の専門機関、公的機関の協力を得て、精神科関連分野での専門通訳者の養成を行います。
(企画事業部担当 詳細はさぽひと事業へ)
多様なことばのサポートを目指して
日本語で書かれた手紙、学校からのお便りなど、正確な翻訳が文章として必要ではないが、何が書かれているのか知りたい、というお問い合わせをいただきます。このような依頼に対し、事前に書類をいただき、センター事務局やインターネットのビデオ通話などを介してその内容を多言語で説明するというサービスを行います。
翻訳・同行通訳の料金に比べ、外国人の方に使いやすい金額で提供できるため、生活支援の一つとして行いたいと考えています。
体制 事務管理部 前田 重野 高嶋 久我口 胡 堤
財源:京都市医療通訳派遣事業委託(京都市医療通訳派遣事業)、自主事業(多分改良通訳派遣事業)