実施概要
経済連携協定に基づき、平成20年度よりインドネシア人・フィリピン人看護師・介護士候補者の受入れがはじまりました。現在多くの外国人候補者は、受入れ施設で就労しながら国家試験の合格を目指しています。日本の現場で働いていくには言葉の問題の壁はもちろん、文化や習慣の違い、価値観の違いを戸惑うことも多くなります。そこで、当事業では現場で働くインドネシア人看護師・介護福祉士の支援するために、情報提供や交流会等を企画実施しました。
実施内容
アパカパル(インドネシア看護師・介護士候補生に向けた事業)・サマサマ(インドネシア看護師・介護士を受け入れている医療従事者に向けた事業)では2011年度は自主活動として月に1回集まり、センターwebサイトでの情報提供を行いました。
*アパカパル
今年度、国家試験に関する情報を掲載するページを作成し、ルビ打ちのある国家試験問題集などの紹介をしました。また、多くの人にwebを見てもらえるよう、インドネシア看護師・介護士候補生がよく利用しているfacebookでの情報提供も行いました。
センターwebサイトでの相談も受け付けていましたが、利用はあまりなかったため、今後はfacebook上での交流を通して、相談を受けていきたいと思います。
また、昨年度当事業で開催した、カウンセリングデイの写真と当事業が、インドネシア領事館が作成した2012年度のカレンダーにて紹介されました。
*サマサマ
日本の医療従事者がインドネシア看護師とのコミュニケーションをうまくとれるための情報提供などを行いました。
活動 月1回
APAKABAR=ごきげんいかが?どうしていますか?
SAMASAMA=こちらこそ
という意味です
実施体制
高嶋 重野 エ二・レスタリ