事務局
派遣実績(各病院の統計と統計のまとめ)
医仁会武田総合病院 1166件
京都市立病院 250件
京都桂病院 30件
康生会武田病院 3件
計:1449件
派遣事務を振り返ってのまとめ
派遣の事務処理を行うスタッフは、ボランティア、インターン生、スタッフと複数で担当をしましたが、通訳者、病院とのやり取りもスムーズにでき、1年間恙無く派遣を行えました。
この事業は対通訳者、対病院の担当者、対患者と、多くの人とやり取りを行わなければいけない事業ですが、複数のスタッフで担当することにより、確実な引き継ぎや業務整理ができるようになりました。
通訳交流会
6/3(研修生の振り返り会と合同開催)、10/4、3/11(次年度通訳登録会と合同開催)の3回行いました。通訳者からは通訳者間、派遣事務局スタッフとの情報共有の良い場になっていたようです。
通訳者と事務局ではメール,電話でのやり取りが中心となってしまっていますが、通訳者と事務局が、直接意見交換する機会になり、事業全体について、派遣業務について、研修について話し合うよい機会になりました。
コーディネイト業務
本事業も9年目であり、継続的に活動している通訳スタッフも多いため、大きな問題は少なくなっています。しかし、個別に相談を受けることもあり、細やかなコーディネイトが必要になっています。
コーディネーターは2名体制で行い、通訳個人のフォローや通訳者の業務確認、病院と事務局との連絡調整などを行いました。
また、次年度からのコーディネーター体制の変更に伴い、今後複数名でのコーディネートが円滑に進むように病院でのコーディネート業務のマニュアル化を行うことができました。
10周年にむけて事業評価アンケートの実施
医療通訳事業は来年で10年を迎えた。10年目を迎えるに当たり、これまでの事業の振り返りと評価を行うため、医療通訳事業を利用する医療従事者、患者、通訳者に対し、アンケートを実施した。医療関係者127名 外国人患者36名 医療通訳者14名から回答があった。アンケートでは、通訳者や事業に対する感謝の言葉が多数寄せられたとともに、通訳の対応時時間や曜日の延長に対する対応範囲を広げて欲しいという要望や通訳者に対する要望や厳しいコメントもありました。こうした要望や意見を今後の事業のあり方や通訳育成や研修に反映せていたきたいと考えています。アンケートの集計結果は医療機関、医療通訳者、事務局向けに作成し(次年度配布予定)共有し、改善を図っていきたいと考えています。
京都市医療通訳派遣事業の養成講座とスタッフ研修は人材育成事業で担当しました。
実施体制
派遣事務局 前田 久我口 胡 堤 小松原 重野
コーディネイター 高嶋 政宗