概要
在日外国人の定住化に伴い、外国人の医療機関受診も増加しいています。医療現場では、ことばや習慣、文化や制度の違いの戸惑いや、受診がスムーズに進まないなど、様々な課題を抱えていますが、在日外国人に医療について定期的に話し合える場はあまりありません。そこで、医療関係者を対象として在日外国人医療や国際保健医療に興味・関心を持っている医療関係者が自由に集まり、情報交換・ネットワーク作りをおこなえる場所つくりを行っています。よせなべ会はよせなべのように様々な職種の医療関係者が集まれる会を目指しています。
内容開催数 12回 参加者総数75名
●在日外国人医療に関する学会参加者からの報告、海外での医療活動・調査報告など、毎回参加者がテーマを持ちより情報・意見交換
●医療関係者が作成する外国人医療受診に関するリーフレット作成準備(企画・原稿作成) 成果外国人医療カンファレンス「よせなべの会」も2009年3月で4年目37回目を迎えました。参加者総数は昨年度の17名から75名に大幅に増加し、1回開催あたり平均6.25名が参加しています。医療職種も多岐にわたり、総数11職種、今年度の新参加者は6名と参加者数は増加し、継続的な参加者も増えてきています。よせなべ会のメーリングリストでは各会の開催内容の報告を行い、参加者内でメーリングリストを利用した様々な医療情報交換も月1~2回の頻度で行われています。直接会に参加できない方はメールでの参加が行えるという形ができてきました。また、外国人医療受診に関するリーフレット作成を企画では通訳者用と医療関係者用と2種類作成する予定しています。よせなべ会の参加者内で執筆し、現在は、原稿がほぼ集まり、編集段階に入っています。
実施メンバー 高嶋・重野
報告 高嶋