報告 高嶋
目的
経済のグローバルにともない、人の往来が活発になって現在、日本にも、多くの外国人の方が訪れています。
現在200万人を超える外国人が定住しており、医療現場でも、外国人の受診が増加しています。
しかし、ことばや習慣、文化や制度の違いにより、受診がスムーズに進まないなど、外国人患者も医療従事者も互いの壁に戸惑うことがあります。
この会では、在日外国人医療や国際保健医療に興味・関心を持っている医療関係者が自由に集まり、情報交換・ネットワーク作りができる場を作りたいと思っています。よせなべ会はよせなべのように様々な職種の医療関係者が集まれる会を目指しています。
成果
・開催回数 12回 参加者 計75名(昨年度 75名) 昨年度と同数
医療系の学生産の参加も増えてきました。
今年度は一回ごとに報告内容のトピックを決めて行いました。
よせなべ開催のカレンダーにトピック内容を記載したことにより、興味のあるテーマを選んで参加できるようになったのではないかと思います。
・遠隔地からの参加者対応
インターネットスカイプ上での参加をはじめました。沖縄や愛知に移動された方も継続して参加していただけています。
・よせなべ会webページ上への活動紹介の掲載
メーリングリストで、毎回報告を流していましたが、今年度からweb上でも報告を掲載しました。初めてよせなべ会を知った人がこの報告を見ることによって、参加しやすくなったのではないかと思います。
・多文化共生センターきょうとが実施しているITCを活用した多言語医療支援や東日本大震災に関する支援の中で、医療従事者のボランティアをよせなべ会のメンバーから募り、多くのメンバーから協力を得られました。
・外国人医療受診に関するリーフレット
まず、本年度は医療従事者対象のリーフレットを作成することにしました。リーフレット作成作業はよせなべ会の中で共同作業を行いましたが、また、次年度に発刊が持ち越しになりました。6月には発刊できるように現在準備中です。